詰め将棋は一日何問くらいやると、強くなりますか?
息子(小1)はこれまで1日に5手詰め10問程度をまったりやっていましたが、
お子さんをバックアップしている複数のパパママ方のブログを拝見したら、1日100問とかフツウにさせている家庭が結構あり、
うちは少なすぎ!?とちょっと焦ってしまいました。
うちもがんばって1日100問こなしたら、もっと上達スピードが上がるのかな?と思い、安易ですが追随することにしました。
そこで、今までどおりの5手プラス、3手詰めを10問、20問、30問、と段階的に増やしています。
すると、「ぼく、対局より詰め将棋の方が大好きだから、もっとできるよ!」と言っていました。
しめしめ、とばかりに、今後100問を目標にしてゆきたいと思っています。
短い手数なので、意外と時間はかからないようですし・・・。
そこでお伺いしたいのですが、将棋をされている皆さんは、毎日詰め将棋を、何手を何問くらい解いていらっしゃいますか?
また、子供の力を伸ばす時期のお勧め問題数はどのくらいでしょうか。
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100問とあるんですが これを押し付けるのは問題で、 お子さんの推進エネルギーが切れては そこで全てが終わってしまいます。
〔まったり〕ですと推進力が無いですね。 推進力の原点は〔対局で勝つこと〕です。 これが推進力のための上等の薬で、昇級するとと 結果が見えますから それなりの推進力があります。 始めたばかりのところで負けても〔自分の実力は こんなもの〕と諦めてしまいがちですが、ある程度昇級して負けると悔しさを感じるようになります。 すなわち、対人で負けて悔しさを覚えると勝つための勉強をするようになります。 そのときに、あなたが どのように提案するかが お子さんの上達の焦点です。 そのときに詰将棋の効能を理解して提案できるかということです。 ただ、オモしろさを感じないと推進力は いかなる状況であれ生じないかもしれません。
詰将棋は、攻め手は王手の連続で詰ますことがルールとなっていますが、要するに〔最後の詰め〕に強くなるための勉強と言えるでしょう。 日本代表のサッカーのように〔決定力が無い〕では そこで詰ますことが難しく 詰まされやすいでしょう。 この最後の詰めのための〔読む力〕、これが詰将棋です。
この知恵袋で〔棋譜を並べる〕というのがありますが、 私の場合は囲碁なので若干異なりますが 囲碁の場合は中級程度の棋力があればプロの棋譜を並べても参考になる手段が見られますので、棋譜管理ソフトに入力しながら 楽しんでおります。
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お子様は頭が柔らかいので、今のうちに頑張って下さい。
毎日続ける習慣さえあればそのうち多く数も解けるようになって上達すると思いますから大丈夫です。
参考ですが、僕は中学の時に一番のびました。今は頭が硬く全然伸びません。
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一日にたくさんの問題数をこなすよりも、「毎日欠かさず取り組む」ことを長年続ける方が良いと思いますが・・・。
まだ小1の段階で、あまり詰め込みすぎるのもどうでしょうか。
現在のトップ・プロの多くは、小1の段階ではルールも知らなかったのです。
それに、上達したら、問題のレベルも少しずつアップさせることも必要です。
レベルが上がっても、初心者の頃に解いた詰将棋はウォーミング・アップとして使えます。
あと、対局よりも詰将棋の方が大好きというのは少し気になります。
将棋で勝つには、「詰将棋を解く」ことに代表される絶対的な能力もさることながら、「絶対に負けたくない!」という相対的な闘争心、勝負師としての度胸など、メンタル面での強さが必要になるからです。また、負けたときの悔しさ、悪手を指したときのふがいなさが、その対局で用いた定跡に対する集中的な研究の契機となることがあります。
実戦を積み重ねることも、詰将棋同様に重要だと思います。
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