昨日、大阪で開催された、日本シリーズ準決勝第2局「森内九段対羽生名人」の無料公開対局を観に行きました。
対局結果は、知りたくない人もいると思うので公表は控えます。
プロの対局の前に、子供将棋大会の低学年部門の決勝、高学年部門の決勝が行われました。
高学年部門の決勝ですが、投了が早すぎると思いました。
プロの対局なら、盤を汚すので当然ですが。
棋譜を覚えてれば載せるのですが、残念ながら覚えてないので、覚えてる範囲で書きます。
▲7一飛と打った局面で投了。
▲2一飛成の詰めろと、7四角取りになってます。
通常は投了やむなしですが、詰めろを防いだ後、▽6七歩成と「と金」をつくり、桂馬を打ち、先手の金や銀を取り、「と金」をつくりながら攻めて行けば、僅かな可能性はあったと思います。
後手玉は穴熊でしたから、詰めるまで、かなりの手数を要します。
1手30秒ですから、先手がポカをしたら、チャンスはあると思います。
子供なんだから、最後まで諦めずに指したほうが良かったと思います。
どちらにしても、もう少し指したほうが良かったと思います。
皆さんは、どう思われますか?
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さすがにいただいた情報だけでは、本当に投了が早すぎたのかどうかは判断できないですね。(公式サイトで過去の結果を見ても、こども大会について公開されているのは手数と結果のみで、棋譜は載っていないようですから無理みたいです)
ただ推測に過ぎませんが、早い投了には「公開対局」という要素も少なからず影響していたのではないかと思います。小学生でも高学年になれば、子供は子供なりに「人に見られる」ということを意識しますから、悪い将棋をあまり粘って手数を延ばしているのを見られるのはかっこ悪い、という意識が働いてしまったのかもしれません。
「子供なんだから、最後まで諦めずに指したほうが良かった」ということと「子供だから早く投げてしまった」という裏表ですね。こういう場合は大人の方が平気で醜く粘ったりすることもありますから。
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今の子どもは粘りが足りないのかな。不撓不屈なんて言葉が似合わないよ。
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